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伊勢丹新宿店が約2ヶ月ぶりに営業再開、食品や化粧品売場賑わう

伊勢丹新宿店の開店時の様子
伊勢丹新宿店の開店時の様子
Image by: FASHIONSNAP.COM

 三越伊勢丹ホールディングスが、全館臨時休業していた三越伊勢丹運営の百貨店6店舗と小売店全店の営業を5月30日の今日から再開した。伊勢丹新宿店では休業前と同様に営業時間を短縮し、午前11時に開店。営業再開を待ちわびていた客がオープンと同時に続々と入店し、地下1階の食料品売場や1階の化粧品売場などを中心に館内は賑わいを見せた。

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 伊勢丹新宿店では営業再開に際し、従業員がマスクやフェイスシールドを着用して接客を行うほか、手洗い等の感染対策を呼びかける館内動画の放送や、一部休憩所の閉鎖、待合スペースの座席の間引き、飛沫防止のビニールカーテンの設置、社会的距離を確保する目安として床にシールを貼るなどの対策を実施。また、本館への入口は地下1階フロアの2ヶ所、1階フロアの1ヶ所に制限した。メンズ館は1階フロアの入口を閉鎖し、本館から連絡通路を使う形で入館する方法をとっている。また、来店客に対して赤外線サーモグラフィーカメラによる検温を実施しているほか、マスクの着用や手指の消毒、社会的距離を確保しながら来店するよう呼び掛けている。

 都内の今日の最高気温は28度の夏日が予想されたことから、半袖のTシャツやワンピースにサンダルといった夏らしい装いの来店客が多く見られた。開店前から既に入口前には待機列ができ、1階入口ではオープン後も来店客が途切れず、開店から30分経過した時点で約60人程度が列を作っていた。新宿区に住む60代女性は「食料品を買いたくてずっと営業再開を待ち詫びていた。来てみたら結構人が並んでいたので驚いた」とコメント。化粧品を買いに来たという都内在住の30代女性は「子どもの頃からよく来ている場所なので、再開してくれて嬉しい。感染予防の対策も徹底していて安心した」と話した。

 開店前に報道陣の取材に応じた伊勢丹新宿店の田中哲店長は「今まではお客様に来店していただき、長い時間滞在してもらうことが百貨店の使命だった部分があった。これからはデジタルを活用し、店頭に来なくても実際に館を訪れたような雰囲気を体験してもらう売り方も新しい商売として必要となってくると思う」と今後の百貨店のあり方について話した。

 同店では6月12日までの期間は11時〜19時までの短縮営業とし、6月13日からは通常営業への移行を予定している。なお、クリアランスセールは毎年、開催初日には約3000〜4000人程度が開店前から行列を作るほど賑わいを見せるが、今年は感染予防対策の一環として、セールの段階的な実施や、オンラインストアでのセール強化などを検討しているという。

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