ヘアを担当したJulien d'Ysのインスタグラムより
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コム デ ギャルソン オム プリュスのウィッグに賛否 文化の盗用批判に「過敏過ぎ」の声も

ヘアを担当したJulien d'Ysのインスタグラムより
ヘアを担当したJulien d'Ysのインスタグラムより

 「コム デ ギャルソン オム プリュス(COMME des GARÇONS HOMME PLUS)」がパリで発表した2020-21年秋冬コレクションのショーでモデルが着用したウィッグをめぐり、賛否の声が上がっている。

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 コレクションテーマは「Color resistance—fighting back with color」。ショーでは白人黒人共に大半のモデルがウィッグを使ったヘアスタイルで登場した。終了後、黒人文化の一種として捉えられることが多いコーンロウのウィッグを白人モデルが着用していたことに対し「不適切」という批判が、約170万フォロワーを抱える「ダイエットプラダ(@diet_prada)」をはじめ主にSNS上で広まった。

 これを受け、コム デ ギャルソン インターナショナルのエイドリアン・ジョフィ(Adrian Joffe)CEOが声明を発表。英メディアDAZEDの取材に対し「コム デ ギャルソンのメンズウェア2020年秋冬コレクションのショーで披露されたヘッドピースのインスピレーション源はエジプトの王子です。誰かを見下したり、傷つけたりする意図は全くありませんでした。今回のことで不快な思いをさせた全ての方に我々は深く、そして心から謝罪します」とコメントした。

 また、ヘアスタイルを手掛けたフランスのヘアアーティスト ジュリアン・ディス(Julien d'Ys)は、自身のインスタグラムで同様の謝罪文を掲載。コメントでは「(エジプトの王子の)美しさに感動し、オマージュとしてのルックだった」とし、別の投稿では構想段階に描かれたとされる自筆のスケッチ画を公開している。

 批判の声が上がる一方、ショーに出席したゲストからは「批判が出るほどのものとは思えない」といった意見も目立ち、カリーヌ・ロワトフェルド(Carine Roitfeld)やダフネ・ギネス(Daphne Guinness)、スティーブン・クライン(Steven Klein)などは、ジュリアン・ディスのクリエイションに賛辞のコメントを送り擁護した。またSNSでは「コーンロウは特定の人種の所有物ではない」「過敏に反応し過ぎでは」「なんでもかんでも『文化の盗用』に結びつけることにうんざり」といった声も上がっている。

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