三越伊勢丹HD大西洋社長が退任へ 後任は杉江俊彦専務

三越伊勢丹ホールディングス 代表取締役社長 大西洋(2013年撮影)
三越伊勢丹ホールディングス 代表取締役社長 大西洋(2013年撮影)
画像: FASHIONSNAP

 三越伊勢丹ホールディングスの大西洋代表取締役社長(61歳)が、3月31日付で現職を退任する。後任には杉江俊彦取締役専務執行役員経営戦略本部長(56歳)が4月1日付で社長に昇格。大西社長は4月1日付で代表取締役社長執行役員から取締役に役位を変更し、同年6月開催予定の定時株主総会をもって取締役の退任が予定されている。

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 大西洋は慶応義塾大学商学部卒業後、1979年に伊勢丹(現三越伊勢丹)に入社。2012年に三越伊勢丹ホールディングス社長に就任した。営業時間の短縮や休業日の制定など労働環境の改善に取り組んだほか、編集力を活かした中小型店舗の出店や、他企業との提携による事業の多角化、不採算店舗の閉鎖などを進めてきたが、業績の低迷が続いていた。主力の百貨店事業の不振により、2017年3月期の営業利益は前期比28%減の240億円の見通しとなっている。

 後任の杉江俊彦は、1983年に伊勢丹(現三越伊勢丹)に入社。三越伊勢丹執行役員営業本部MD統括部食品統括部長などを経て、昨年から現職を務めている。

 同社はトップ交代の理由を、経営体制の一新により更なる企業価値向上を図っていくためとしている。