Azzedine Alaia

アズディン アライアについて

ブランドについて

ボディコンシャス・モードの創始者として知られるチュニジア出身のデザイナー アズディン・アライア (Azzedine Alaia)のシグネチャーブランド。
1980年当時、世界では服に身体を押し込み、人間が服に合わせる構築的なものが主流であったが、アライアは逆に服をぴったりと体にフィットさせ、女性の本来のボディラインを強調するボディコンシャス・スーツを発表した。余計な装飾を排除し、女性の身体の美しいラインを自然に強調するものであり、体に寸分もなくフィットした。スポーツウェアのような着心地で、女性の第二の「肌」と評価された。ファッション界に一大ブームを巻き起こし、ボディコンシャス・スーツは雑誌のエディター、アーティスト、モデルに絶大な支持を受けた。
この影響は日本にも渡り、ボディコン・スーツを身にまとった女性たちが急増、「ジュリアナ東京」「ボディコン」という言葉に代表されるような現象を巻き起こし、1980年代を代表するスタイルとなった。
その後1990年代に入るとアライアはコレクションでの発表をやめ、アトリエを訪れた客にのみ販売する経営に転換し、2000年以降は80年代モードのリバイバルの風潮が高まり、これにあわせて再び注目を集めた。 プラダグループと契約し、プラダのオーナーによって「アライア財団」が設立されるなど、現在でも注目を集めている。

アズディン アライアのデザイナーについて

アズディン・アライア(Azzedine Alaia)
1939年、チュニジア・チュニスの小麦農家に生まれる。地元の美術学校の彫刻科に進み、その後仕立屋で地元の人々のためにドレスを作り始める。クライアントの紹介で、クリスチャン・ディオールで働くためにパリに向かう。ラベルの縫いつけから始めるが、フランスへの入国書類を持っていなかったので、クビになる。その後、マザン伯爵夫人のお付として生計を立て、パリのギ・ラロッシュの工房でオートクチュールの手法を学び、1960年から5年間、ブレジュ家の伯爵夫人の仕立屋兼ハウスキーパーとして働き、その間にパリ社交界に人脈を作る。この時に出会った人々が後に重要顧客となった。
1970年代、シャルル・ジョルダンのもとでアライア初のコレクションを行うが、評価は決して高いものではなかった。このときのデザインは後に流行するボディコンシャスの先駆け的なものであるが、アライアのデザインは徐々にではあるが一部のファッション誌のエディターからモダンと認められ出していく。70年代後半はティエリー・ミュグレーのもとで働き、90年代に入ると、仕立てにこだわる顧客を選ぶ経営スタイルに切り替えた。98年、オランダのフローニンゲン美術館で行われた展示会で、ピカソの作品と共にアライアの作品が並べられ、2000年、ニューヨークのグッゲンハイム美術館では、アライア回願展が開催された。

アズディン アライアのブランドヒストリー

1979年 アズディン・アライアによって設立。
1970年代 シャルル・ジョルダンのもとでアライア初のコレクションを行う。
1979年 独立。80年代のファッション界に一大ブームを巻き起こす。
1980年代 大きなショルダーラインにタイトウエストのスーツ、タイトフィットの
       イヴニングドレス等、「ボディコン(ボディ・コンシャス、body
       conscious)」をキーワードに世界的に有名となった。
1990年代 コレクション参加をやめる。自宅兼工房で仕立てにこだわる顧客を選ぶ
       経営スタイルに切り替え、大量生産からも手を引いた。例外としてごく
       少数ながら熱狂的な支持者のためにバーニーズニューヨーク等のショッ
       プでも取り扱った。
1998年 オランダのフローニンゲン美術館で行われた展示会で、ピカソの作品と共
      にアライアの作品が並べられた。
2000年 ニューヨークのグッゲンハイム美術館では、アライア回願展が開催され
      た。
      プラダ・グループの傘下に入る。オーナーであるペルテッリによるアライ
      ア財団の設立、アライアの名前を冠した美術館の設立、創作活動の全面的
      支援が決まった。
2002〜2006年 コムデギャルソン(COMME des GARCONS)とディエチコル
           ソコモの合弁会社が独占輸入販売権を保有。
2007年 プラダ社の保有する全株式をアズディン・アライアに売却。
      今後もプラダはアライアのシューズおよびレザーアクセサリーを生産する
      予定。

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